[レシピ] 神奈川県鎌倉・建長寺発祥の醤油仕立てけんちん汁(漢字:巻繊汁)作り方

9月11日「TOKIOカケル」に、漢字問題「巻繊汁」をどう読むかが出題され、
けんちん汁がとても食べたくなってしまったので、神奈川県鎌倉市・建長寺が
発祥とされるけんちん汁の作り方を調べてみました。

これまで家庭で食べてきた、そして自分も作っているけんちん汁は、
味噌仕立てのものだったのですが、本来はしょう油仕立てで作り上げる
ものだったということを初めて知りました。


実際、鎌倉の精進料理のお店で頂いたときも、合わせ味噌での味付け
だったので、どちらも間違えではないようです。

 

醤油仕立て巻繊汁

(写真はイメージです)

 

今回は、私も初めて知ったしょう油仕立てで作る、さっぱりしたすまし汁
のけんちん汁の作り方を紹介します。

 

ちなみに、けんちん汁を作るときの正しい作り方として、お豆腐を砕く、
といった手順をよく見かけますが、どうしても綺麗な見た目に仕上げられない
私は、お豆腐は大きめにさいの目にカットし、炒めたときに若干崩れる
のでよしとしてしまっています。

 

けんちん汁は精進料理ですので、お肉類は入れず、ダシも昆布やしいたけ
などからとる事が本来の作り方のようです。

 

 

<レシピ:しょう油仕立てのけんちん汁>

材料(4人前):

さといも 3個
にんじん 1/2個
コンニャク 1/2枚
大根 1/3本
長ネギ 1本
木綿豆腐 1/2丁
こんぶ(出汁)適量
醤油 適量
みりん 少々
塩 少々
ごま油 適量

 

※けんちん汁の具材は例です。
冷蔵庫の残り物でお好みに作れます。

ごぼう、白菜、糸こんにゃく、油揚げ、きのこなども美味しい具材です。

 

 

作り方:

1)水を入れた鍋に昆布を入れて沸騰させ、出汁を作る
2)野菜の皮をむいて、食べやすい大きさにカットする
3)こんにゃくはアク抜きをして、食べやすい大きさにカットする
4)鍋にごま油を入れて熱し、火の通りにくい野菜から炒める
5)最後に豆腐を手でほぐしながら加え炒める
6)だし汁を加えて、野菜に火が通るまで煮る
7)アクを取り除いて、醤油と少々の塩とみりんで好みに味付けする

 

けんちん汁や豚汁は、冷蔵庫の残り野菜や残り物を使って作れるので
便利な上に、いろいろな食材をバランス良く取れて体に良いメニューです。

醤油仕立てのものも、とても美味しそうなので、是非試してみたいです。

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