生栗の上手な調理方法と食べ方、保存方法をまとめました!
電子レンジを使った簡単な茹で方、皮付きで茹でる方法、など
美味しく秋の食材「栗」を食べる方法を集めました。
秋の味覚と言えば栗!
その他にも、さつまいもやナス、りんご、柿などなど、秋の味覚には
美味しいものが勢ぞろいしていますよね。
雨に時期もあるものの、天気も比較的穏やかで過ごしやすいこの季節、
四季がはっきりと分かれた日本の気候の中で、最もすごしやすい時期!
と言われています。
食欲の秋、読書の秋とも言われるほど何をするにも適している季節。
今回は、そんな秋の代名詞ともいえる食材「栗」についてです。
<栗とは?>
ぶな科クリ属の木。
落葉樹で主に種子を食べることが出来ます。
単葉で卵形の葉をつけるのが特徴。
秋になると茶色いとげに覆われて地面に落ちているのをよく見かけますね。
原産地は日本とも朝鮮とも言われていて、台湾などでは栽培もされています。
山野に自生するものはヤマグリ(山栗)やシバグリ(柴栗)と呼ばれます。
くりを拾った場合は表面のとげとげを取り除く必要がありますね。
そのあとは中身を取り出し、皮をむくことで食べることが出来ます。
最近はすでにむいてあるものや、調理用として味付けまでされているものも
販売されているので、便利に活用することもできますね。
<栗の皮のむき方>
普通は包丁や切り出しを使ってむくことが多いですが、
ここでは簡単にむける皮のむき方を紹介したいと思います。
1)茹でて冷凍させる剥き方
鍋に水とくりを入れて沸騰させます。
このとき水の状態からくりを入れておくのがポイント!
沸騰から一分ほどたったら、鍋にふたをしてしばらく放置。
冷まして冷凍庫に保存しておきます。
使う時に冷凍庫からだしておくと、くるっと簡単に剥けます。
そのまま保存しておくことも可能です。
2)電子レンジを使う剥き方
包丁を使って、栗に大きな切れ目を入れる。
電子レンジへ入れてチンするだけです。
電子レンジで簡単にできる反面、栗の大きさによっては、
実の水分が飛んでしまうので、時間の調節が少々難しいところです。
通常は、栗の皮をとるところは、かなり困難な作業ですが、
この二つの方法を使えば、簡単に出来ます。
<栗のゆで方と食べ方>※おいしく茹でるコツ
皮をむいたらあとは調理するだけ。
栗は少量でも、さまざまな栄養をとることが出来ます。
ナッツ系特有のミネラルを豊富にふくみ、他のナッツに比べると脂質は少量。
そのかわりでんぷんが多いのでヘルシーな食材です。
ビタミンや食物繊維も多く、人間に不可欠な亜鉛も豊富。
1)電子レンジを使った茹で方
栗に包丁で切れ目を入れてレンジ対応容器に入れます。
そこにに栗ががつかるくらいの水を入れます。
ラップをかけて電子レンジで温めます。
600Wで三分が目安です。
栗を電子レンジで調理したことのある方なら、気付いた方もいると思いますが、
この方法には、爆発の危険もあるので要注意を…
しかし少量しか使わない場合や時間がないときには便利な方法ですが、、、
2)皮つきでゆでる
鬼皮をつけたままゆでても大丈夫です。
ただし少し時間がかかるのが難点ですが、美味しさを閉じ込めてくれます。
包丁で少し切れ目を入れて、20~30分ほど熱湯に浸します。
食べるときは半分にカットして、スプーンで中身をすくってそのまま食べる!
3)おいしく茹でる前の下準備
栗を手に入れたら三日~一ヶ月ほど、チルドなどで保存するのがGOOD!
時間をかけて栗のでんぷんが糖質へと変化し甘みが数倍にまで増加します。
また、木の実に虫はつきもの。
水につけたり数日冷蔵庫に保存するなどしてしっかりと対策を!