秋バテとは?秋バテの原因と症状を知って、秋バテを予防しよう!
すでに秋バテの症状がある人は、効果のある食べ物、ツボ押しと簡単な回復方法で、素早く秋バテを解消しよう!
目 次
・夏太り秋バテの原因になるのか?
秋バテの原因を知る前に、よく耳にする「夏太り」と「秋バテ」の関係を知っておきましょう。
夏太りは「水太り」とも呼ばれ、水分の取りすぎや冷たい物の飲食で体が冷やされ、血流が悪くなり、結果体がむくみ易くなってしまっている状態です。
夏太りだけが秋バテの原因ではありませんが、夏太りで胃腸の働きが弱り、体が冷えていたりするのは、秋バテを起こしやすい状態にあります。
・秋バテの主な原因
1)冷たい物の飲食のし過ぎで胃腸の働きが弱っている
2)エアコンの涼しい場所と暑い外との行き来の繰り返しで、体がストレスを感じたり、温度差についていけず自律神経が乱れ、夏の疲れがどっと出る
3)台風などの気圧の変化や気候の変化
・秋バテの症状
秋バテの主な症状には、寝つきが悪い、食欲不振、便秘、体の怠さが取れない、疲れやすい、無気力、めまい、立ちくらみ、肩こり、頭痛、舌苔などがあります。
・秋バテのチェック方法
秋バテを簡単にチェックする方法としては、上記の秋バテ症状のうち、3つ以上あてはまる場合に可能性があります。
・秋バテに効く食べ物と食べ方
1)かぼちゃ
緑黄色野菜として知られるかぼちゃにはビタミン類も豊富で、血の巡りをよくし体を温めるといわれるビタミンEや貧血予防の鉄分、葉酸なども含まれています。
かぼちゃは皮とワタの部分に特に栄養素が含まれるので、皮ごと煮ものにしたり、ワタを使ってスープやケークサレを作ってもおいしく食べて秋バテを乗り切れます。
種も捨てずにバターライスに入れたり、炒っておやつにしたりして無駄なく食べましょう。
かぼちゃはチーズフォンディと相性抜群!
2)舞茸
舞茸は免疫力調整、強化する効果があるβ-グルカンや、むくみ防止になるカリウム、
血圧を安定させたり胃腸障害を改善させるナイアシンが大量に含まれていたりと、秋バテ解消にぴったりの食材です。
舞茸の栄養素は水溶性ですので、味噌汁や炊き込みご飯などがおすすめです。
3)さんま
さんまは秋を代表する魚で、血流を良くするビタミンE、貧血予防の鉄分、疲労回復のタウリンなどが含まれています。旬の食材は秋バテ解消効果のあるものばかりです。
さんまの栄養素は脂肪の中に多く含まれていますので、塩焼きにする場合は油が流れでてしまいがちなので注意が必要です。お刺身やタレをしっかり絡めた煮物などで、栄養分をしっかり取れる食べ方がおすすめです。
秋が旬の美味しい食べ物で、秋バテを解消しよう!
・簡単にできる秋バテ解消方法
1)ゆっくりお風呂につかる
37℃~39℃のぬるめのお湯に30分程度、半身浴でゆっくりつかることで冷房などで冷えた体を体の芯から暖める効果や、副交感神経が優位になり体が寝るモードになり安眠効果で疲れを取ることができます。
2)軽い運動
軽いランニングや早歩きなどの運動を毎日続けると、乱れた自律神経の機能を回復させることができ、気圧の変化に強くなったり、体の体温調整機能がしっかり機能するようになります。
3)白湯を飲む
朝一番の水分を冷たい水や麦茶から白湯に変えるだけなのですが、白湯を飲むと胃が暖まり食欲不振の予防、改善になります。
・秋バテに効くツボと押し方
1)三陰交
冷えに効くツボでうちくるぶしの指四本上にあります。刺激が強いツボなので軽く長めに3回おします。(陣痛を早めるツボとしても言われるツボになりますので、妊婦さんはおやめください)
2)血海
血流がよくなるツボでひざのサラの内側から指3本上にあります。太ももに対して垂直に押します。(このツボも婦人科系の病気にも効くツボとしても知られておりますので、妊婦さんは注意が必要です)
3)合谷
頭痛、肩こり、めまい、便秘、無気力などに効く万能のツボで、手の甲の親指と人差し指の骨をたどっていき交差する場所にあるくぼんだ場所です。
反対の手の親指と人差し指で挟むように3~5秒押します。痛いけど気持ちがいいくらいのちからで押します。