節分の豆まきのやり方、豆まきの由来、どおやって鬼を追い出すのか、終わった後に豆をいくつ食べるものなのかなど、豆まきについてまとめました。
<豆まきの由来>
豆まきは、邪気を追い払うための行事で、新しい年に邪気を近づけないようにという厄払いのいみあいで行われるもので、中国から伝わったものです。
邪気の象徴とされる「鬼」を家から追い払い、その際に炒った豆を使うのは「豆(魔目)を炒る(射る)」という意味合いがあります。
<豆まきの前に知っておくこと>
正しい作法としては、節分に使う大豆は、前日に準備し炒って神棚にお供えしておきます。
鬼は夜にやってくるとされていますので、夜家族がそろった時点で行うのがよいでしょう。
本来は豆まきをするのは家長ですが、家族全員で楽しく行事として行いましょう。
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<豆をまく部屋の順序>
玄関から遠い場所にある部屋から鬼を追い出していきます。
玄関が最後です。
<かけ声>
かけ声はご存知「鬼は外」「福は内」です。
<豆まきのやり方>
1)お部屋の窓と玄関のドアを開けっぱなしにします。
2)部屋の中から外に向かって「鬼は外」と2回言って豆をまきます。
3)窓と扉を閉めて「福は内」と2回言って豆をまきます。
各部屋同じことをします。
<鬼の追い出し方>
1)鬼とおかめの役を決めて豆まきをする場合は、最後の玄関に豆まきをする際に鬼のお面をかぶった人の足元に「鬼は外」と言いながら豆をぶつけます。
2)鬼はおにのお面をかぶった状態で玄関から外へ逃げます。(鬼が出たら玄関の扉を閉めます)
3)「福は内」と言って豆をまきます。「福は内」のかけ声が聞こえたら、鬼はお面を取った状態で家に入るか、おかめのお面をつけて家に入ってきます。
※一般的な豆まきのやり方を紹介しましたが、豆まきは地域によってやり方が異なりますので、各地域のやり方で邪気を家から追い出しましょう。
<豆の食べ方>
豆まきが終わった後に、厄除けを願って自分の年齢に一つ足した数の分の豆を食べましょう。
年齢が上がってくると、その分だけの豆を食べきれない場合もあります。その際は、食べれなかった分の豆をお椀に入れて熱湯を注いで飲むことで、同じ意味合いになります。
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