キッチンにはコンロ、換気扇、グリル、シンクとしつこい油汚れや水垢が溜まる場所がたくさんあり、年末の大掃除の中でも一番手のかかる場所です。
手際・効率よくピカピカに1年のアカを落としたいもの。
綺麗さっぱり1年の汚れを落とす、キッチン大掃除の効率的な手順とやり方を紹介します。
キッチン大掃除の手順とやる場所
大掃除の手順は上からが基本ですが、汚れ落としにキッチンシンクを利用しますので、シンクは最後にまわす方が仕上がりは綺麗です。
1. 換気扇
2. レンジフード
3. キャビネット内
4. グリル
5. オーブン
6. 電子レンジ
7. 冷蔵庫
8. 壁と窓周り
9. カウンター
10. フロア
11. 収納庫
12. シンク
普段掃除をしないキャビネット内や収納庫も、大掃除にはスッキリ綺麗にしましょう。
目 次
1. 換気扇の大掃除方法
水200mlに対して大さじ1の重曹を霧吹き器に入れて、良く振って溶かし重曹水を作ります。
換気扇カバー、ファン、フィルターなど外せる場所を外してシンクに置き、重曹水をたっぷり全面に霧吹きで吹きかけて5分置きます。
濡らして絞った雑巾で汚れを拭き取ります。
しつこい汚れには、何度かこの作業を繰り返して綺麗に汚れを取り除きましょう。
2. レンジフード
1.で作った重曹水に雑巾を浸して軽めに絞り、レンジフード全面を吹きます。
汚れが落ちにくい部分は重曹水で濡らして、数分待ってから水拭きする、を繰り返しましょう。
3. キャビネット内
キャビネット内は、小さな虫やホコリが溜まっています。
一度食器類を全部取り出し、固く絞った綺麗な雑巾で隅々まで水拭きします。
完全に乾かしてから、食器を戻しましょう。
キャビネットドアも忘れずに、固く絞った水拭きと乾拭きの組み合わせで綺麗に拭き掃除しましょう。
4. コンロ
IHならそのまま、ガスコンロならパーツを外して、1.同様に重曹スプレーと水拭きで汚れを落としましょう。
コンロのパーツは油汚れが特にヒドい場所なので、重曹水に付けおきするのも効率的です。
5. グリル・オーブン
グリルとオーブン内の鉄板や網を外して、重曹水にスポンジをつけて軽く絞って磨きます。
仕上げは水拭きで汚れを落とします。
しつこい汚れには、重曹水スプレーをたっぷりかけて時間を置いてから水拭き、を繰り返して落としましょう。
6. 電子レンジ
1.で作った重曹水に綺麗な雑巾を付けて、レンジ内を水拭きで落とします。
パーツは取り除いて、シンクで重曹水スプレーと水拭きで綺麗にしましょう。
7. 冷蔵庫
まずは、賞味期限切れの食材や食材のいたみ具合をチェックして、食べれないものは始末しましょう。
タマゴおきなど取れるパーツは、水をはったシンクに漂白剤を数的たらして付けおきしておきます。
重曹水にスポンジを付けてキツく絞り、冷蔵庫内を磨いて、最後は水拭きで拭き取ります。
浸けていたパーツを水洗いし、綺麗に拭き取って冷蔵庫にもどします。
8. 壁と窓周り
キッチンコンロの周りの壁は特に飛び散った汚れがたくさんある箇所です。
重曹水スプレーと水吹きの組み合わせて、タイルや壁、カビや汚れの目立つ窓枠を綺麗に拭き取りましょう。
タイルの目地の汚れや窓枠のゴムパッキンのカビは、重曹水スプレーして時間をおいてから、歯ブラシで磨きましょう。
9. カウンター
キッチンカウンターの汚れは重曹水をかけて、少し置いてから濡らして固く絞った雑巾で拭き取ります。
水道周りはカビや水垢が目立ちますので、特に念入りにお掃除しましょう。
10. フロア
重曹水に付けた雑巾を絞って、水拭きしましょう。
11. 収納庫
床下収納や食料庫の食材の賞味期限をチェックして、食べれないものやいたんでいるものを処理しましょう。
一度取り出して、収納内を綺麗に拭きとり、使いやすいように整頓しながら食材を戻しましょう。
12. シンク
たっぷりの重曹水に浸けて、スポンジでシンク内を綺麗に磨きます。
たっぷり重曹水を排水溝にかけて、5分置いてからブラシや歯ブラシで汚れをこそぎ落とします。