安全第一のソフトボールがやり過ぎ!5月6日「月曜から夜ふかし」で、現在の学校教育が驚くほど変化していることが特集されていました。一昔前(30年前)のMCマツコさん世代の学校教育と、現在の学校教育の恐ろしい程の変化に驚愕しました。
30年前の学校教育と現在の学校教育の違い:
〈男女平等〉
30年前:出席名簿が男女別れてあいうえお順に並べられている
現在:男女が入りみだれて、1列に並んでいる
30年前:クラス内では、男子は〜君、女子は〜さん。と呼ぶのが普通
現在:男女とも〜さん。で統一された呼び方
素人的にみれば、出席名簿の名前が男女別に並んでいたところで、それが男女平等でないことにつながるとは、どうしても考えられませんが、まああえて分ける必要も無いと言えばないので、こうすることで、子供達に男女は平等なんだとおしえられるのであれば、まあこれはこれで良い気もします。
そして君呼びとさん呼び、これも平等でないにつながるようには、私には感じれませんでした。君と呼ばれることが偉いとか地位が高いとか、そおういうことを感じる言葉ではない気がしますし、英語でもミスター、ミセスがありますが、この呼び方で男女の地位が変わるとは考えにくいと感じました。
〈自主性が大切〉
30年前:性教育は中学生位から
現在:小学校3年生の保健体育で性教育が教えられている
30年前:家庭科ではとん汁などの料理を作ったり、刺繍などを習った
現在:洋服のコーディネートを学ぶ
教科書には、まるでファッション雑誌のようにかわいい写真が並んでいる
休日に姉とショッピングに行く際の、コーディネート方法や、好きなバンドのコンサートに行く時のコーディネートなど、TPOに合わせた洋服のコーディネートを学のが必修。
コーディネートだけで、家庭科の10%も締めている
現代が、消費社会になってきている今、作ることよりも選ぶ目を養うというところに重きが置かれてきている。という理由で、こんなにも洋服のコーディネートに重きが置かれているようですが、コーディネートってそもそも、人に決められることでは無いと感じました。
これでは子供が、自分で選ぶオリジナリティを失う結果になるようになってしまわないのでしょうか?
休日にどんな洋服を着用しようが、それはその子の自由であって、このコーディネートがいいものだと決めつける感じが、個人的には納得いきませんでした。
料理や何かを自分の手で作ることは、現代の消費社会でも必要な分野だと思うのですが、、、
30年前:卒業式の歌と言えば「仰げば尊し」
現在はほとんど歌われていない。理由は、このフレーズ「仰げば尊し 我が師の恩」この先生への感謝の恩を、これを先生から子供達に歌わせるのはおかしいと、教育委員会で指摘されたから、現在はほとんど歌われていない。
現在:歌われている曲は、「旅立ちの日」
1991年に埼玉県の先生が作詩作曲した曲で、先生側も生徒側も親側も全ての人に感動を与えるとして、現在はこれが歌われている。
今日は否定的な意見ばかりが入ってしまっていますが、この卒業式の歌に関しても、少なくとも学校で生徒が先生に学んだ言は事実で、そこに対してありがとうの気持ちを持つのは普通なのではないかと感じますが。
MCのマツコさんと村上さんもお話されてましたが、教育委員会側の考えになぜ自信を持って学校側が主張できなかったのか、そこも問題ではありますよね。最近は生徒の父兄サイドに、あまりにも学校が気を使い過ぎている感じがしてなりません。
〈安全第一〉
現在の体育:
ソフトボールのバットもボールもふにゃふにゃ、3類ベースは接触プレーが危険なため、従来の4倍のサイズのシートなので、クロスプレーも安心。
ルールも変更されている。
スライディングは危険などでダメ
ボールが当たったら大変なので、腕を1回転して投げる事も禁止
外野フライは、落ち着いて取らないとケガの可能性があるので、3人ではなく4人で守る
(レフト、レフトセンター、ライトセンター、ライト、とオリジナルの言葉まで登場)
これには本当に驚きしかありませんでした。安全ばかりを考えることで、失うこともあることを考えているのかと不審に感じました。
MCの村上さんもコメントしていましたが、本当に日本のスポーツレベルを落とす事になりかねないと感じます。
避けれるケガは学校側で注意を払う必要があると感じますが、そのスポーツのルールすら変えてしまって、それをあたかも合っていることのように、危険だからという理由付けするのはどうなのでしょうか?
ふにゃふにゃのバットとボールで、安全に安全にやる競技、これをスポーツと呼べるのか疑問ですよね。
昔の学校教育の方がいいとか、現代の学校教育を否定するという訳ではありませんが、今回の「月曜から夜ふかし」で特集された部分だけをみても、間違った方向に変更されていないか?と感じる部分があることは否めませんでした。