5月17日「A-Studio」に、芸人の太田光さんが登場、意外と真面目にお笑いに向かういつもは知り得ない太田さんの芸人に対する熱い思いを知る事の出来る回でした。
そして面白かったのは、相方の田中さんの話。
視聴者的な目から見たら、爆笑問題の中では田中さんがしっかりしていて、太田さんのハチャメチャを常にコントロールしているできる相方のイメージでしたが、MC鶴瓶さんがそのイメージを大否定していました。
トーク始まりから、鶴瓶さんが、相方の田中さんは「アホ」だと言い出しました。
もちろん太田さんも、同じ意見。
一般的には、田中さんの方が落ち着いていて出来そうに見えるが、本当はよゐこ濱口さんみたいな感じだと言っていました。
これには少し驚きました。
真面目そうだし、大人しそうだし、まして「アホ」には全く見えない。どちらかと言えば、MCも難なくこなせる頭の回転が良さそうな方だと、個人的にに思っていました。
田中さんがキレる?
何度言っても理解できない事に対して、「俺がバカなのではない!俺の脳がバカなんだ!俺に言わずに、俺の脳に言ってくれ」と発言したそう。
コントで痛い思いをさせられたら、そんな悪ふざけをするなら解散するとキレたそう。
普段は太田さんが、かなり田中さんを追い込んでいる感じがあるから、爆発することもあるのでは?とは客観的に思いますし、それは誰にでもあることかと感じました。
太田さんの話を聞いていても、田中さんが「アホ」「バカ」というイメージは持てませんでしたが、もしかしたら天然なのかも?と感じる節はいくつもありました。
TVに移るイメージは、現実とはかなり異なるものですね!
そして意外だったのは、太田光さん。
本当にいつも弾けていて、自分でも自分を止められないくらい、ぶっ飛んでしまっている方の印象しかなかったので、ビートたけしさんや立川談志さんを心から師匠と崇め、笑わせることに全力を注ぐ思いには、本当にお笑いの世界の人なんだと感じました。
ただバカをやっているわけではない、心底お笑いに対しての熱い思いがあるところには、かなり共感が持てました。
普段の太田さん、芸人としてTVではおなじみ明るく元気に振る舞っているが、家ではかなり「陰」なのだそう。まああれだけ、全力投球したら休憩と充電をしなくては、体力がいくらあっても足りないですよね。
MC鶴瓶さんは、〆のトークで、太田さんを病気だと言いました。そしてこの病気を治療しているのが、社長で奥さんの太田光代さんだと。太田さんは長く続く病気だけど、最高の医者がいるから大丈夫。僕は爆笑問題が昔から大好き、だからこの病気がいつまでも続いて欲しい。
鶴瓶さんと太田さんの心が通じ合っているような不思議な関係、そこはお笑いに対する根源が同じところにあるからなのかな?と感じました。
太田さんの普段見れない意外な面を知る事のできた回でした。