10月2日マツコ＆有吉の怒り新党で、館山マリオ監督の面白い戦術が
特集されていました。

今回の新3大では「フットサル」、館山マリオ監督のとっておきの秘策
が紹介されたのですが、転んで目を引く戦術など、とにかく笑える
作戦に、見ていただけで監督ファンになってしまいました。

日本でもフットサルのリーグが２００７年に発足されており、
現在では「Fリーグ」に１０チームが加盟していましす。

こちらが怒り新党・新3大で紹介された館山マリオ監督です。

館山マリオ監督が昨年まで監督をしていたのが、Fリーグの
「バサジィ大分」大分のチームです。
マリオ監督は日系ブラジル人の指導者で、フットサル選手としは
無名の選手だったようですが、母国ブラジルでは戦術を研究して
名コーチとして名を馳せていました。

そして、マリオ監督がバサジィ大分に就任してからは、得点力も
守備力も大幅にアップ、監督の指導は実を結んでいました。

新3大・１つ目

＜２００９年８月22日　バサジィ大分　VS　シュライカー大阪＞

フリーキックのチャンスに、ボールを蹴る選手とは全く違う選手が
わざと転倒、相手チームの気をそっちに引いているスキに、シュートを
打つというマジックのような作戦にでる。

しかし、ボールのない所で転んでいる選手など、相手チームは誰も
見る事なく、フリーキックも外してしまうという結果に。。。

ギャグのような面白さのあるこの作戦は、2年も前から考案していた
ものらしく、マリオ監督本人は「一度やってしまったのでもお使えない」
と話していたとのこと。

監督面白すぎ！！

真っ向勝負をしている感じがないのは否めませんが、どこか面白くて
憎めない戦術を作る監督、試合を見てみたくなりました。

新3大・２つ目

＜２０１１年９月４日　バサジィ大分　VS　エスポラーダ北海道＞

ここでもフリーキックのチャンスで、マリオ監督の戦術が炸裂します。

フリーキックを蹴るのでは無い選手が、ゆるい靴ひもを結ぶふりを
しながらひざでコロンと横にボールを出し、転がったボールを
フリーキックするという「セコい」とも思われる作戦を実行しました。

この戦術を受けた相手選手が、思わず「おいっ！」と叫び
怒りの声をあらわにしていた気持ちも、少し理解できます。

ここまで演技を打った戦術をしながらも、フリーキックを決めることが
できなかったという結果ですが、それがマリオ監督の戦術が面白いと
怒り新党で特集されるポイントでもあったのかもしれません。

新3大・３つ目

＜２０１２年２月１２日　バサジィ大分　VS　府中アスレティックFC＞

マリオマジックの最終形態とも呼べる戦術を見せました。

フリーキックのチャンスで、二人の選手がボール付近で転倒して、
転んだ1人の選手が頭でボールを転がし、そのスキにシュートを打つという、
新3大の１つ目と２つ目で紹介された秘策の合体ワザを実行したのです。

しかしまたまた結果はシュートは決まらずでした。

こういった作戦でフリーキックを決めれる事はあるのでしょうか？
と疑問にも思ってしまいましたが、こういった面白い戦術を実践する
選手も楽しんでフットサルをプレイできそうで、マリオ監督の率いる
チームは、団結力も強そうですね。

セコい、というか正当な戦い方でない、とも呼べる戦術を繰り広げる
マリオ監督、フットサルのことをあまり知らない私でも、見てみたいと
興味が湧きました。

マリオ監督のファンが多いというのも、なんだかうなずけます。

こんな戦術を繰り広げる監督がいたら、やってる選手も見ている観客も
面白しろさに沸きますよね！

今シーズンは母国ブラジルに帰ってしまったそうですが、フットサルの中に
「遊び心」を植え付け、多くの人に影響を与えた監督だったようです。