チョコレートの健康効果と食べ方！エピカテキンが高血圧予防！家庭の医学

チョコレートとココアの健康効果とは？カカオが効果的！
血管若返りと高血圧予防に効果的なチョコレートの食べ方とは？

8月13日「たけしの健康エンターテインメント！みんなの家庭の医学」
2時間SPで、チョコレートに高血圧予防効果としなやかで弾力のある
健康的な血管を取り戻す健康効果があると放送されました。

チョコレートは、甘く糖分が多い上に脂質やカロリーも高く
健康的には良くないというイメージが強い食べ物です。

しかし、チョコレートに含まれる「カカオ」の成分が
高血圧の予防につながるという研究結果がでていました。

そしてさらに、チョコレートには、血管の若返り効果もるのです！

＜チョコレートの健康効果＞

血管は年をとることで弾力性が失われ、中が狭まったりして
動脈硬化が起ってきます。

動脈硬化の状態が長く続くと、脳卒中や心筋梗塞など、
命に関わる重病な病気を引き起こす可能性がでてきてします。

チョコレートを食べる、つまりカカオを摂取することは、
動脈硬化の改善と血管の若返り効果を得る結果となります。

＜若返り効果の理由とは？＞

血管の中野活性酸素、これは血管を酸化させて固くし、
血管の弾力を奪い老化させてしまいます。

チョコレートに含まれる「エピカテキン」には、活性酸素を分解して
くれる抗酸化作用があるのです。

固くなってしまった血管をもとのしなやかな状態に戻してくれる、
若いときのように弾力のある健康的な血管にしてくれるのです。

＜エピカテキンの抗酸化作用の実験＞

古く錆び付いた１０円玉、これを固くなった血管の中と考える。
錆び付いた１０円玉を、水とチョコレートに1週間つけておく実験。

結果：

水につけておいたものは、実験前と変わり無し。
チョコレートにつけておいたものは、こんなに綺麗に！

エピカテキンの抗酸化作用は、酸化したサビを取り除いて
しまうほど。チョコにつけておくだけで目に見えた効果が！

＜チョコレートを食べる量の目安＞

チョコレートを食べる量は、1日で板チョコ１〜２枚程度が
一番健康効果が高く得られたという結果があります。

しかし、チョコレートは高カロリーなため、ここまでの量を
毎日摂取してしまうと、食べ過ぎになってしまいます。

1かけらでも効果はありますので、食べ続けることが重要です。

チョコレートを食べる量は、1日２００kcal程度までが
よいと推奨されていますので、板チョコだと１／２〜２／３個程度が
適量ということになります。

＜健康効果を得る上手な食べ方＞

エピカテキンの効果を上手に発揮させる食べ方がありました！

チョコレートやココアを少量ずつちょこちょこ摂取すること。

血液中のエピカテキンの濃度を常に高い状態でより長く保つ。
チョコレートで酸化防止の健康効果を得るのに、一番効果的な
食べ方がこのちょこちょこ食べです。

＜番組での実験＞

高血圧に悩んでいる具志堅用高さんの血圧は１４２／９０

チョコレートとココアでエピカテキンを撮り続けること１０日間
血圧中間測定では、１４３／９３と上がってしまっていました。

たった１０日間では、チョコレートを食べ続けても効果は
得られないという結果に。

その後３週間チョコレートを食べ続けた結果はどうなったのか？

結果は、１３０／７２

高血圧ぎみの具志堅さんの血圧が、正常値になってしまいました！

血圧改善に効果が期待できるチョコレートとココア、高血圧の
薬の変わりにはなりませんが、的確な摂取方法で頂けば、
高血圧を改善する効果がありました。

＜健康効果のあるチョコレートの種類＞

ミルクチョコレートよりも、カカオの含有量の多いダークチョコレート
をチョイスすること。

そして食べ方は先ほども説明したように、1日２００kcal程度
（板チョコで１／２ー２／３）のチョコを少量にわけて、
１、２時間ごとちょこちょこと食べる。

３週間、毎日食べ続ける！です。

チョコ好きな人には無理の無い健康法ではありますが、
ちょこちょこ食べるのは、まあまあ面倒な作業ではありますね。

しかし、おいしいものを食べて健康になれるということを
考えれば、試す価値はある健康法です。