日傘の効果には期限があった!
白い傘と黒い傘には、それぞれの特徴があった!
日傘の正しい知識を知って、自分にあう日傘の選び方を紹介します。
日傘は定期的に買い換える必要があるのをご存知ですか?
効果持続はどのくらい?
日傘の特徴であるUVカット加工、これに効果のある期限があります。
使い方や使う頻度、保存方法などにもよりますが、基本的には
2〜3年が目安とされています。
UVカットの最大効果を得るには、定期的に新しいものと買い替える
必要があることになります。
白と黒、どちらの色が効果的?
一般的に持たれている色は白、または黒の日傘が支流ではないでしょうか。
ここ最近は、黒の方が効果が高いといわれており、黒い色の日傘を持つ人が
よく目立つような気もします。
実際には、それぞれの色で特徴があります。
● 白い日傘の特徴
・紫外線を反射することで、UVカットしてくれる
・傘の生地の隙間から入ってくる紫外線は、遮断することができない
・地面から照り返された紫外線は、傘の内側にも「反射」
その反射した紫外線は、自分にあたってしまうのです。
● 黒い日傘の特徴
・紫外線を吸収することで、UVカットしてくれる
・白の日傘よりは、布地の隙間から入る光の遮断率が高い
・地面からの照り返しも、傘の内側で吸収することが可能
色の特徴を見比べると、黒の方が断然いいと思いがちです。
しかし、黒にも大きな弱点があるのです。
【黒い日傘の弱点】
黒い日傘の表面に線が入っているのを見たことはありませんか?
実はそれは、傘自体が日焼けをしてしまったということなのです。
これは傘の買い替え時、買い替え時期の1つの目安にもなります。
覚えておきたいのはこの組み合わせ。
「黒×天然素材」この組み合わせの傘は日焼けしやすいのです。
意外なことに、日焼けをしにくいのは化繊素材です。
麻や綿などの天然素材の方が値段も高いですから、
UVカット効果もその分、長く続くと勘違いされやすいところ。
実は、日焼けに効果を発揮するのは安いポリエステルなのです。
そして黒色の欠点には、先ほども出てきた「黒」ならではの特徴、
紫外線を最も吸収する色というところがあります。
という結果から、黒い日傘の方が白い日傘よりも断然効果がある!
とは断言できないのです。
色だけでどちらの方がいいと判断するのは難しいですね。
ならば、UV加工がきちんと施された、日焼けのしにくい
ポリエステルなどの素材の、好みの色とデザインの
ものから選べば良いという結果になりそうです。
日傘のUV加工で一番有効的なのは?
紫外線カット、遮光仕様、サンバリア、などいろいろな加工技術を
耳にしますが、どの加工がほどこされたものが、
一番効果が高いのでしょう?
これについては、別記事にまとめてあります。こちら