未来シアターで紹介された、水晶のキキョウカットが美し過ぎる!
世界でたった1人、180面体の宝石を作れる宝石研磨職人の清水幸雄さん。
この180面体のカット方法が、キキョウカットと呼ばれる技法です。
こちらがキキョウカット
キキョウカットは正5角形がベース。
12個の正5角形で囲んだものを1つの組み合わせとしたもの、
それを真ん中で合わせてカットしていく技法です。
キキョウの花に似ていることから、そう呼ばれるようになりました。
通常美しいとされるダイヤモンドは、ラウンドブリリアントカットと
呼ばれる58面体でカットされたもの。
180面体とは、あまりにも想像もつかない圧倒的な技術です!
180もの面が放つ輝きが、どんなに綺麗なものなのか、想像を絶します。
テレビででていた180面の水晶の美しいこと!
輝きが圧倒的です!
こんなに美しく整ったカット、機械の技術に一切頼らず、全て手作業で
行っているところは、驚きの一言です。
そもそも宝石研磨職人の技術はとても難しいもので、通常エメラルドが
カットされているエメラルドカットと呼ばれるカット方法ですら、
長い年月の経験を得なければできないほど難しい技術なのです。
何も知らない私から見れば、簡単そうにすら見えてしまうエメラルドカット、
この技術ですら習得するのに10年以上の経験がいる世界とは、、、、
コチラが清水幸雄さん
日本でただ1人、そして世界でただ1人、180面体をカットできる
凄腕の宝石研磨職人です。
現在では、こういった難しい技術を持つ職人がいなくなってしまっていて、
清水さんの180面体を受け継ぐ人もいないのが現状。
こんな素晴らしい日本の技術に感動してしまいます。
若い世代に職人の技術を指導し続ける清水さん、世界最高技術を
終わらせることなく、このまま日本で受け継いでいきたいものですね。