本当は無農薬リンゴじゃないという意見も!
木村秋則さんの無農薬リンゴのお話が映画化された「奇跡のリンゴ」、
阿部サダヲさんと菅野美穂さんという、演技力のある実力派俳優さん
2人が、こちらも奇跡の演技力で観客を魅了!
かなりの高評価の映画になっているそうです。
身体の弱い妻のために、無農薬によるリンゴ栽培を決意した
木村秋則さんについて書かれた『奇跡のリンゴ』という本が
ここ数年話題になっていましたね。
そのお話が映画化されたものです。
木村秋則さんとは?
映画で阿部サダヲさんが演じる木村秋則さんは、
青森県のりんご農家を営んでいます。
20数年前から、無農薬でのりんご栽培を目指して努力してきた方です。
きっかけとなったのは、奥さんが農薬のせいで身体を壊してしまったこと。
体の弱い妻のためにと、無農薬リンゴ栽培を目指しました。
「自然農法論」という本の中で、無肥料・無農薬で作った米のことを知り、
りんごでも実現したいと考えたのだそう。
しかし、無農薬でリンゴを育てる、それは当時絶対に不可能だと
言われていた方法なのでした。
あらすじ:
妻の父に支援を受けながら、無農薬栽培を始めた木村さん。
しかし、失敗が続きどんどん借金だけが膨らんでいきます。
周囲の農家からも孤立してしまい、家族も苦労を強いられることに。
10年近い失敗の日々が続く中、木村さんは、りんごの木の1本1本に
「ごめんなさい」と声をかけるようになります。
隣人からはついに気が触れたとまで思われるように、、、
努力は報われないのか?と思われた翌年、ついに奇跡が???
奇跡のリンゴが誕生を壮大なドラマで描く感動の映画です!!
口コミと評判:
泣いた事のない僕でも涙を流した、というような、最高に感動する
という口コミが多くみられます。
菅野美穂さんの演技力の才能がスゴイそうです!
本当に素晴らしい!思い出しただけでも涙がでるほど感動!
といった、映画を絶賛する意見がたくさんあがっています。
想像以上の高評価を得ている映画のようです。
その一方で、批判の声もあるようです。
ネガティブな理由の1つは、農法についてです。
木村さんが農薬の代わりに利用しているのは食酢とワサビ。
実は食酢は特定農薬であり、ワサビ製剤は無登録農薬なのです。
その点から、これは無農薬と呼べないのでは?
と奇跡のリンゴが無農薬と言われることに対して
問題視している人も少なくないです。
青森県のりんご栽培関係者の中からも悲鳴の声があがっていました!
それは、「奇跡のリンゴ」がブランド化してしまうことによって、
農薬を使っている通常のりんご農家が非難を浴びてしまう
可能性があるからです。
現在の無農薬栽培は本当に難しく、また現在使われている農薬は
昔のように危険なものではないようですね。
さらに、「奇跡のリンゴ」が物語性を重視している点に
疑問を抱く声もあります。
実話ではありますが、感動的である点がアピールされ、
また受け入れられている点ですね。
と賛否両論の評判があがる映画ですが、映画で伝えたいことは
「あきらめないで」というメッセージだそうです。
実際に映画を観た方も、あきらめないことの大切さを
考えさせられたという人が多いようです。
想像以上に良かったという意見が多数見られました。
賛否両論あるようですが、少なくとも映画は純粋に楽しめるようですよ。
奇跡のリンゴは、長い苦しみを経て、木村さんの強い思いが
リンゴに伝わった、木村さんが奥さんを深く思う奇跡の気持ちの
結晶なのかもしれませんね。
木村さんの温かい思いに感動します。
その反面、映画に批判的な意見も理解できる気がするのです。
確かに通常のりんご農家も、苦労してりんごを育てそれで生活を
しているわけですから、農薬のことを非難され、自分の育てた
りんごの価値がさがってしまうなどの結果となるのは、
受け入れがたいことで、それが批判の声としてあってしまう
ことにも理解はできます。
意見は賛否両論あれど、阿部サダヲさんと菅野美穂さんの
素晴らしい演技力と、感動的なお話で心を打たれるのは確か。
純粋に映画を楽しめる事は、確実のようです!