[画像]もずのはやにえ モズが獲物を串刺しに!探偵ナイトスクープ

モズという鳥が行う「もずのはたにえ」とは、モズが捕まえた
獲物を、有刺鉄線の針や短く尖った木の枝などにさしておく
習性で、何のためにやっているのかは解明されていません。


獲物を食べやすく固定するためにやっている習性という見解も
ありますが、はやにえを食べることもあれば、そのままの状態で
獲物を放置し食べに帰らないことも多いために、目的ははっきりと
されていません。

 

はやにえは、獲物の真ん中あたりを上手に突き抜く
ように、針のような枝を選び固定しています。

モズのはやにえ

 

モズが食料とする獲物は、バッタやカマキリなどの昆虫、カエルや
ミミズなどの両生類、トカゲなどの爬虫類、そして小鳥に付け加え、
ネズミなどの小動物までに至ります。

 

かわいい外見からは想像もつきませんが、自分よりも
体の大きな小鳥や小動物をはやにえにすることも
あるというから驚きです。

小動物もずのはやにえ

 

「もずのはやにえ」として確認されているものの中には、
モズが食料としているこういった生き物が、無惨に枝などに
突き刺さっているのが確認されています。

 

11月1日放送の探偵ナイトスクープで確認されたもずのはやにえは、
バッタとかえるのはやにえでしたが、モズは自分の身体よりも
大きな小鳥やほ乳類もはやにえにするので、見た目は気持ちの
良いものではありません。

 

しかし、私たち人間も鮎を串刺しにして食べたりしますし、
モズにとってのはやにえは、自然界の掟なのでしょうね。

 

こちらは、モズがはやにえをしている瞬間でしょうか。

モズの速贄瞬間

やはり獲物をはやにえするのに、的をとらえた位置を、
狙って上手に固定しています。

 

それにしても、モズがなぜ「はやにえ」という行為を行うのか、
はやにえした獲物を食べないことも多いところから、
その理由が気になります。

 

探偵ナイトスクープでは、鳥の研究で有名だと言う大阪市立大学
の先生が、もずのはやにえを探すロケに出演されており、
市大は鳥の研究の名門で、解明されていないもずのはやにえなど、
こういった研究も進めているとのこと。

 

もずのはやにえの理由が解明される日も近いのかもしれません。

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